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水辺に棲む大型爬虫類「マングローブオオトカゲ」が仲間入り

熱帯アジアの水辺コーナーでマングローブオオトカゲの展示が始まります。海水を使った環境の展示は国内で初めてです。

  • 性別 雌雄不明
  • 体重:約3kg
  • 全長:約120㎝
  • 年齢:推定4歳
  • 展示の経緯
    2016年11月関西空港にてタイから違法に輸入されていたところを保護され、その後高知県立のいち動物公園に移され飼育されていた個体です。

マングローブオオトカゲの展示について

「熱帯アジアの水辺」は黒潮の源である熱帯アジアの川の上流から下流の自然を再現したコーナーです。小さな生き物の隠れ家となることから「生命のゆりかご」と呼ばれるマングローブを始め、熱帯アジアで見られる植物が展示されています。

ヒルギ(マングローブ林)

ヒルギ(マングローブ林)

マングローブオオトカゲは熱帯アジアの主に海水~汽水の環境に棲んでいますが、これまで他の国内施設では淡水を使った展示がされていました。しかし、今回アクアマリンふくしまでは、実際の生息環境に近い海水での展示に挑戦します。新設する展示場ではマングローブオオトカゲが水面下から水中でどのように生活しているのか観察することができます。

  • マングローブオオトカゲ
  • 有鱗目 オオトカゲ科
  • 学名Varanus indicus 
  • 英名Mangrove monitor

オーストラリア北東部やソロモン諸島、インドネシアなどに生息。マングローブが生える水辺や川岸、海岸の近くに棲む樹上性だが、水の中も好み、尾を使って泳ぐことができる。
全長120cmになり、飼育下では160cmほどになる個体も見られる。昆虫や甲殻類などを主に食べている。