トド「フク」死亡のお知らせ
アクアマリンふくしまで飼育をしていたトド「フク」が死亡しましたのでお知らせします。
1. 死亡個体
愛称 フク(1995年6月22日生まれ/28歳/メス)
和名 トド
学名 Eumetopias jubatus
英名 Steller sea lion
科名 アシカ科
2. 死亡日時
2023年8月19日(土)午後4時頃
3. 死亡の経緯
高齢のため2019年からバックヤードで飼育をしていました。
国内で飼育されているトドで2番目の高齢個体でした。(※1番目は城崎マリンワールド30歳)
6月9日に摂餌意欲がなくなり、腸閉塞が疑われました。25日間摂餌しませんでしたが、7月7日から餌を食べるようになり順調に回復しておりましたが、7月30日より再び摂餌意欲がなくなり、8月12日からまったく摂餌できない状態でした。
治療のかいなく19日の午後4時頃、職員が見守る中、息を引き取りました。
4. 死因
解剖の結果、臓器には特に異常が見られませんでしたので老衰と診断しました。
5. フクについて
トドのフクは、小樽水族館で生まれました。2000年3月17日に当館に搬入し、開館(2000年7月15日)当初より展示を行っていました。2011年東日本大震災の際には、鴨川シーワールドへ約1年間一時避難させていました。
2003年7月12日には「まりん」、2007年7月1日には「シマ」、2009年7月21日には「ハマ」を出産しました。
6. その他
本館入口に献花台を設けます。フクを応援してくださった皆様ありがとうございました。