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常磐沖で漁獲される魚を観客の目の前で捌き、放射性物質量を測定することによって、現在の福島沿岸の魚介類の安全性を理解していただくことを目的に「調べラボ~ふくしまの魚を食べてみよう~」を開催します。
また、当館で7年間行ってきた小名浜港周辺や東京電力福島第一原子力発電所沖の海洋放射能調査結果のパネル展示や試験操業で漁獲されている海産物の紹介も行います。
今回は、日本財団「海と日本プロジェクトinふくしま」との連携企画として開催いたします。
■主 催 日本財団、アクアマリンふくしま
■協力機関 うみラボ(http://umilabo.jp/)
開催日 | 2018年7月22日(日) |
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開催時間 | 10:30〜12:00 |
開催場所 | 1階 アクアルーム1 |
参加費 | 無料(入館料は必要です) |
試験操業試食会
時間 11:00~12:00
タコのカルパッチョ(変更の可能性があります)
福島県産魚類放射能測定実演
アクアマリンふくしまでは東京電力福島第一原子力発電所事故後、沿岸域に生息する魚類を中心に放射能汚染の状況を調査してきました。調べラボではアクアマリンふくしま周辺や東京電力福島第一原子力発電所周辺の海で釣れた魚の放射性物質量を測定している様子を実際に見ていただくことができます。
小名浜港周辺海洋調査
アクアマリンふくしまでは2011年6月から東京電力福島第一原子力発電所事故が与えた小名浜港周辺の海洋汚染について調査を行っています。小名浜港周辺で釣獲された魚類の放射性物質量調査を中心に、海水や海底土の汚染状況など 事故から7年間の調査結果をご紹介します。釣り人必見です。
「調べラボ」の役割
多くの人々が福島県で獲れる魚にまだまだ不安をもっています。「本当に食べられるのか?」「調査の結果は正しいのか?」「釣った魚はどうなのか?」などの疑問を誰に聞けばいいのかわからない。 そこで「調べラボ」を開催し、原発事故後の7年間にわたり当館が独自に行ってきた海洋生物の汚染調査結果を踏まえ、福島の海の現状を解説したり、当館周辺で釣れた魚の放射性物質量を測定し、信憑性のあるリアルな情報を実際に見ていただいたりすることで、皆様の疑問を解決したいと思います。 最後に、「調べラボ」が現在の福島沿岸の魚介類の安全性を理解してもらう一助になれば幸いです。