生き物紹介
わくわく里山・縄文の里
体長40-60cm、体重12kg程。日本の本州、四国、九州の比較的人間が暮らしている地域に隣接した里山に生息しています。警戒心が比較的弱く、温厚な性格、ずんぐりとした体形が特徴。夜行性で、名前のとおり穴掘りを得意とし、複数の部屋を持つ立派な巣穴を作り日中はそこで過ごします。ミミズ、昆虫の他、小型哺乳類、カエル、トカゲ、果実等も食べる雑食性です。
秋~冬期は、早めに展示を終了する場合があります。
生物分類 | 哺乳類 |
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英名 | Japanese badger |
学名 | Meles anakuma |
科名 | 食肉目イタチ科アナグマ属 |
ニホンアナグマとホンドタヌキは古くから里山にすむ動物として人々になじみの深い日本の在来種です。縄文時代の貝塚からもこれらの骨が発見され、当時から食料として利用されてきた様子がうかがえます。またニホンアナグマは山林に巣穴を掘って住みかとし、その巣穴をホンドタヌキが利用することがあります。アナグマは「狢(ムジナ)」とも呼ばれ、ときには同じ巣穴を利用するタヌキもムジナとして混同されることがあります。こうした習性が「同じ穴のムジナ」ということわざの由来であるといわれています。
アクアマリンふくしまでは、アナグマが巣穴で暮らす様子を観察できる他、隣接してホンドタヌキを展示することで、共に里山の自然の中で暮らす習性を紹介しています。